白湯とPOP

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Netflixドラマ「オザークへようこそ」S2感想

スピーディーな重苦しさと一気見欲求は健在!シーズン2も遜色なし!

 

こんにちは、胚芽と発芽の違いがよくわからない白湯です。

 

Netflixドラマ「オザークへようこそ(原題:OZARK)」S2全10話。前シーズンに負けず劣らず、濃い、重苦しい、だけどスピーディーの3拍子揃ったクライムドラマでした。

見どころは、引き続きバード家が普通の生活の中で資金洗浄ビジネスでなんとか生き残ろうとするところ。段々と良くも悪くもファミリービジネスの様相を呈してきます。

 

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今回は改めて主人公マーティー・バードとその妻ウェンディについて紹介してみたいと思います。

マーティー・バードを演じるのは「モンスター上司」のジェイソン・ベイトマン。このキャラの凄いところが、その淡白さ。目の前で人が死んでも、家族が人質に取られても、「朝、車のカギが見つからない」くらいの焦り具合で、基本淡々としています。

何があってもブレなさ過ぎて、緊迫した中でもじわり笑えてきちゃうときがあります。

 

この旦那さんに反比例するかのように、どんどん我が道を行き始めちゃうのが妻のウェンディ。「ラブ・アクチュアリー」のローラ・リニーが演じています。

ウェンディは元々政治の世界で活躍していたという経緯もあり、S2では人脈づくりや根回しなどでどんどん手腕を発揮しています。彼女の凄いところが、裏稼業のくせに、キャリアウーマン然としちゃってるところ。承認要求を表舞台で満たしたいみたいで、まじで危険。

S1の演技もよかったですけど、S2の演技のはっちゃっけっぷりで、この女優さんの新境地を見た気がします。

 

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ずっとこんな表情です

 

わたしのS2オススメシーンは、ウェンディと牧師ネルソン(S2でちょっと太った?マイケル・モーズリー)の信仰についてのガチンコディベート

緊迫感凄いんですけど、お互いに自己中に解釈した信仰心をぶつけ合うので、ツッコミどこも満載。このシーンがまぁ長い。

最終的に長すぎ、重すぎ、勝手すぎの3拍子に爆笑しちゃったんですけど、力の入ったいいシーンでしたね。

 

めちゃめちゃ余談ですけど、ジェイソン・ベイトマン71回のエミー賞(TVドラマ界のアカデミー賞)でエピソードの監督賞を受賞!!

周りの人達が歓喜して立ち上がり、拍手してる中、一人だけ座ったまんまで「WOW」って一言言っただけでした。
あれ、ベイトマン自身も結構淡白疑惑・・・

(1:09辺りで噂のWOWが見れます)

 

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