白湯とPOP

白湯とPOP

映画、ドラマの感想、東洋医学の雑感などポチポチブログ更新していきます。

社会を変えるには、まずは自分から 映画「GOGO 94歳の小学生」

ゴゴ(おばあちゃん)というあだ名で小学生から呼ばれる、94歳の現役助産師、プリシラの生活がかかれたドキュメンタリー。 94歳の女性が小学校で教育を受ける過程を、じっくりと見ることによって、今まで知らなかったケニアという国や、世界の教育の現状なん…

【ネタバレ】重めのインド社会見学へようこそ Netflix映画「ザ・ホワイトタイガー」

重めのインド社会見学へようこそ Netflix映画「ザ・ホワイトタイガー」 派手さはなく、重いストーリーを見続けられる集中力が求められます。ただし、脚本と映像のパワフルさにはグイグイ引き込まれるので、だれずに2時間7分、インド社会をじっくりと見ること…

激動の半生を色彩豊かに振り返る、偽ドキュメンタリー映画「アイ、トーニャ、史上最大のスキャンダル」

嘘やろ?こんな人生ありかいな こんにちは、久々のビーチサンダルで鼻緒ずれ、白湯です。 映画「アイ、トーニャ、史上最大のスキャンダル(原題:I,TONYA)」やっとこさ見ました。友人たちが口を揃えて絶対に面白いから見た方がいい!と勧めてくれていたので…

映画「新解釈 三国志」中毒性の高い独特の娯楽作品

福田雄一ワールド全開、怒涛のオリジナル三国志 こんにちは、白湯です。 2020年はエンターテイメントが、新たな局面を迎えた年でもありましたね。難しい1年だったのは間違いないけど、映画も大ヒット作が出たのは、良かったなと思いました。 さてさて、今回…

映画「フェアウェル」じんわり感想

現代の中国を優しく照らす、フェアな作品 第3のビールを飲み過ぎて、久々にビールを飲むと圧倒されてしまう白湯です。 去年、ゴールデングローブ賞を受賞した映画「フェアウェル(Farewell)」、やっと見れた! 間違いなく重いし、家族の葛藤は見ていて辛い…

映画「キンダーガートン・コップ」振り返り感想:アクション、家族、コメディのいいとこ全部載せの、戸惑いの90年代ヒット作

アクション、家族、コメディのいいとこ全部載せの、戸惑いの90年代ヒット作 心に鞭打って、走ろうとしたら雨が降る。あたしの頭の上の天気すら怠惰・・・・こんにちは、白湯です。 「キンダーガートン・コップ(Kindergarten Cop)」。TVで10回は絶対に観た…

映画「バットマン ビギンズ」いまさら感想:明暗のバランス感覚に優れた、現代のバットマン

明暗のバランス感覚に優れた、現代のバットマン 秋はビール派か、焼酎お湯割り派か?!いや、紹興酒でしょ!!!白湯です。 せっかくなので「ノーランもん」制覇してみようかなと思って、「バットマン ビギンズ」(原題:Batman Begins)今更見ました。 ◆ス…

映画「オン・ザ・ロック」ちょっとだけネタバレ感想

真のニューヨーカー気分を味わえ!巣ごもりの秋! 来ましたね、秋の良作。ソフィア・コッポラ監督作品に、ラシダ・ジョーンズ出演だったら、観に行かないわけにはいかないでしょってなことで、ウキウキ観てきました「オン・ザ・ロック(原題:on the rocks)…

映画「テネット」鑑賞後のひとりごと

分からんのがおもろいとか、日本人やっぱあれやな 台風襲来後に我が家の電池ストックの少なさを知る。知らないって強いね。白湯です。 コロナで大作の公開延期が続く中、男前に劇場に登場した「テネット(原題:TENET)」。 最初の10分間は乗り物酔いみたい…

映画「窮鼠はチーズの夢を見る」感想

踏みとどまれない大人たちの、「惚れたら負け」な恋愛模様 芸術の秋、映画館で映画を見ようキャンペーンを1人で遂行中の白湯です。 登場人物全員美形+魅力的でありながら、全員クズ過ぎて誰にも共感できない、そんな不思議でおかしい映画「窮鼠はチーズの夢…

映画「人数の町」感想

リアリティがすごい架空のお話「人数の町」 こんにちは、白湯です。今日は日本映画「人数の町」の感想を書きます。 ◆鑑賞した理由 最近の日本映画って「漫画原作」と「制服」の嵐吹き荒れてますよね。その傾向に異議を唱える気は全くないけれども、毛色の違…

映画「パブリック 図書館の奇跡」感想

真の「公共(パブリック)」の意味を問う骨太コミカルの乱 胡蝶蘭がどうもヤマタノオロチっぽく見えてしまう、白湯です。 パブリック 図書館の奇跡(原題:THE PUBLIC)、主題はずばり「公共とは」、原題そのままでしたね。 全体的に明るい雰囲気は崩しませ…

映画「ストーリー・オブ・マイ・ライフ/わたしの若草物語」にわかにネタバレ感想

ただの映像化やあらへんで、グレタ監督の放つ「ストーリー・オブ・マイ・ライフ」砲 こんにちは、サーキュレーターと扇風機は似て非なるもの、白湯です。 世界的に有名な物語「若草物語」を映像化した、「ストーリー・オブ・マイ・ライフ/わたしの若草物語(…

映画「カセットテープ・ダイアリーズ」ほんのりネタバレ感想

涙ちょろりに、ホロ苦、ウキウキ!実話がベースの人生ドラマ こんにちは、風呂桶の持ち手は縦派か横派か、白湯です。 グリンダ・チャーダ監督の新作「カセットテープ・ダイアリーズ(原題:Blinded by the Light)」観てきました。 映画「ベッカムに恋して(…

映画「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」ほんわかネタバレ感想

分かってるふりさせて!!!ウディ・アレン監督のシャレオツビター難解ムービー レイニーデイ・イン・ニューヨーク(原題:A Rainy Day in New York) こんにちは、雨といえば窓閉め、白湯です。 ウディ・アレンは数々の監督作の中で、雨とNYに対する偏愛…

映画「水曜日が消えた」やんわりネタバレ感想

「“自分”は定義できるのか」深いテーマと軽いタッチの意欲作 こんにちは、多肉植物は全部サボテンと呼んでしまう、白湯です。 幼い頃の事故が原因で、曜日毎に性格も趣味もすべてが異なる「自分」が現れる、多重人格の主人公男性(アラジンの声の人、結構出…

映画「おもひでぽろぽろ」いまさらネタバレ感想

名台詞は「曇りの日」だけじゃなかった!「握手だけ?」憎いぞ、コノヤロー! おもひでぽろぽろ(英題:ONLY YESTERDAY) こんにちは、出会いがしらにハイタッチ、白湯です。 スタジオジブリの名作「おもひでぽろぽろ」を、山形に頻繁に出張に行く友人が見た…

Netflix映画「ハーフ・オブ・イット:面白いのはこれから」感想

新たな青春映画の金字塔! ハーフ・オブ・イット:面白いのはこれから (原題:THE HALF OF IT) こんにちは、文庫版の漫画は読みづらい、白湯です。 Netflix映画「ハーフ・オブ・イット:面白いのはこれから」、いや来ました、佳作!!見終わった後の胸の内…