白湯とPOP

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映画「キンダーガートン・コップ」振り返り感想:アクション、家族、コメディのいいとこ全部載せの、戸惑いの90年代ヒット作

アクション、家族、コメディのいいとこ全部載せの、戸惑いの90年代ヒット作

 

心に鞭打って、走ろうとしたら雨が降る。あたしの頭の上の天気すら怠惰・・・・こんにちは、白湯です。

 

キンダーガートン・コップ(Kindergarten Cop)」。TVで10回は絶対に観た。でも、全部日本語吹替、なんならCMも入ってた。最悪家族の誰かがなんか喋ってた。。。これ、1回ちゃんと観ないと、観たって言えなくない??ってことで、観ました。

 

◆ストーリー

麻薬密売組織のボス、カレン・クリスプを追う刑事ジョン・キンブル(シュワちゃん)。クリスプの元妻が身元を隠し、ボストン近郊で生活をしているとの情報をつかみ、女性警官とともに現地に向かう。女性警官が教師として学校に潜伏中、元妻を保護者の中からあぶりだす作戦が、最終的にキンブルが教師として潜伏する羽目に。。。。

 

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脚本も面白かったし、アクションスターがまさかの子供に手を焼くシーンも、いつみても鉄板。しかも初めて字幕版で見て、シュワちゃんオーストリア出身という設定で、若干英語が訛ってる事に気付いた。30年前の作品だけど、今でも十分通用する娯楽作品でした。

 

 

◆俳優シュワ氏のキャリア

ターミネーターが84年、コマンドーが85年、プレデターが87年、ここでアクション俳優としては休憩。そこからツインズが88年、で、この映画が90年。なるほど、演技の幅を広げてるシュワちゃんだったことが伺い知れますね。

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いいキャッチコピー

 

 

◆俳優シュワ氏の演技

ただ、このころのシュワちゃんの恋愛演技は若干粗削り。

まず、いちいち眼光が鋭い。びっくりしたり、心配したり、ちょっとゆっくり振り返ってみたりしたときに、その先にあるのは命懸の肉弾戦に見えちゃう。

それと、キスシーンが結構パワフル。なんか、全然ほっと出来ない。共演女優も気合が求められる感じ。

 

それから本編の中でシュワ捜査官のことを、保護者が「新任の先生男らしいわよ~」って噂話をするシーンがあるんです。

それで、実際目の前をシュワちゃんが通ったときに、「あたし、今日化粧してない!」って慌て始める。この反応って、シュワちゃんが男性として魅力あふれてたってことですよね?

 

でもそのシーン、いつものシュワちゃんが、ピッタピタのポロシャツを、ズボンにインして、軍隊の将校みたいに歩いているだけだったんですよね。保護者が色めき立つポイント、見えず。

 

こっちの見る目が固定されちゃってるんですかね?いや、90年代基準でいえば、そんなシュワちゃんが、イケメンだったってこと?これが作り手と受け手の、温度差ってやつっすかね。。。それとも、時代?

もしイケメン度が筋肉量で測れるんであれば、抜群だとは思うんですけどね。。。。

 

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まさかの「イケメン枠」

 

大人になってから見てしまうと、なんか微妙な描写が妙に気になる、そんな映画でもありました。

 

 

<オススメ度>

リンダハントのキャラクターはいつ見ても大好き ★★★★★

麻薬密売組織のボス、ぬぐいきれないズラ疑惑 ★★★☆☆