白湯とPOP

白湯とPOP

映画、ドラマの感想、東洋医学の雑感などポチポチブログ更新していきます。

500文字創作作文: お題「ガスコンロ」

もしガスコンロを文字って「ガンスコロ」という名前の殺し屋がいたら、西部劇の人情派の殺し屋だと思う。

 

名前の雰囲気からして、現代の殺し屋はなんとなくありえない。古き良き西部劇ワールドに存在すべきだ。名前と苗字はどこで区切ってもいいが、「ガン スコロ」でも、「ガンス コロ」でも、後半部分が間延びしている。きっと眉毛が太くて、たれ目で、あんましプライドとかこだわんないけど、大事な信念はまげねぇぜみたいな殺し屋なんだと思う。

 

因みに、文字通り「ガスコンロ」という名前の殺し屋がいたとしたら、それはそれでかなり恐怖だ。FBIが追っても追っても尻尾が出ない完ぺきな仕事人って感じになるはずだ。

 

そもそもガスコンロなんて名前、世間をなめくさっているとしか思えない。

でも、逆にそんな名前だから、よっぽど自分に自信がないと通り名にできないし、勝手につけられたあだ名だったとしても気になるはず。

きっとFBIの担当捜査官が、帰宅してキッチンで夕飯を温めてくれる妻とコンロを見て、改めて凹んじゃうくらいの凄腕だろう。